マダニ 日本での生息地は? 関西? 関東? 九州? 活動期間は?

公開日:  最終更新日:2013/10/05

Sponsored Link

宮崎県内の60代男性が、マダニが媒介するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染したという発表がありました。

日本国内での感染が確認されたのは今回 宮崎県の男性で16人目。

現在のところは、関西より西の地域、九州・中国地方に集中しています。

…が、マダニの生息地は日本全国、
人が生活をしている身近なところに生息していますよ。

今後は関西より東の地域、北陸・東海・関東・東北・北海道などの地域でも
マダニ感染の被害が報告されるようになるかも知れませんね?

マダニが生息しているのは、野外の草むらの中だけでなく、
畑や庭など人が手入れをしている場所でも自然に生息しているので、
ホント、注意が必要です。

動物の通り道はマダニに吸着される危険性が高いので、
特に注意してください。

【マダニ 予防法】
マダニが生息している可能性が高い場所(キャンプ場・ハイキング)に行く時には、肌の露出を少なくする長袖、長ズボンを心がける。

多少暑くても、長袖、長ズボンはマダニの侵入を防ぐために、裾は中に入れて置く方がベスト。

肌が露出する箇所には、予防のため防虫スプレーをしておく方がいいですよ。

外出後、マダニを家の中に侵入させないために、家に入る前には衣服をはたき、できるだけ早くシャワーなどで身体を洗う方がいいみたいです。

脱いだ衣服はすぐに洗濯をするか、放置する場合にはビニール袋に入れ、きつく口の部分を縛っておく。

【マダニ 対処法】
1.ワセリン法(夏秋法) 自分でマダニを除去する方法
身体に吸着しているマダニ全体にワセリンを塗り、30分間放置。
その後、きれいなガーゼや布で拭き取る。

2.後方刺入法(馬原法)
確実にマダニを除去できるが、医療機関での治療になります。

【マダニ 活動期間】
ヤマアラシチマダニ:4~9月中旬
キチマダニ:4~11月中旬
タカサゴチマダニ:4~11月中旬
フタトゲマダニ:4~9月中旬
ヤマトマダニ:4~7月中旬
アカコッコマダニ:4月中旬頃
タカサゴキララマダニ:4~7月中旬
※10℃以下では活動減少 5℃以下では殆ど活動をしない。

キャンプやハイキングなど自然の多い郊外へ外出する機会も増えてきますが、
マダニの活動も活発になる時期を重なります。

くれぐれも注意してください。

【マダニ媒介性疾患】
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ライム病、日本紅斑熱、クリミア・コンゴ出血熱

そうそう…
身近にいるネコやイヌなどはマダニの吸血源になるので、
自宅で飼われている人は注意してください。

マダニは吸血が終わると吸血源から落ちるため、発見しやすくなりますが、病原体を持っている可能性があるので、つぶさずに除去してください。

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

PAGE TOP ↑