カタツムリの飼い方 夏休みの自由研究にどうですか? でも寄生虫が…

公開日:  最終更新日:2013/10/05

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立夏も過ぎ、紫陽花の時期になると、
雨上がりにカタツムリを目にすることが増えてきますよね。

カタツムリはデンデンムシ、マイマイ、蝸牛(かぎゅう)
色んな名前で呼ばれたり、

でんでん虫々 かたつむり、お前の頭は どこにある。
角だせ槍(やり)だせ 頭だせ。

…と、歌われるなど、身近な存在です。

そんなカタツムリを捕まえて飼ってみてはどうですか?

少し早いですが、夏休みの自由研究にも使えますよ。

【カタツムリの飼い方】
・飼育容器
市販されているプラスチックの飼育ケースやビンなどフタのついたもの。
少し大きめのタッパーウェアでも大丈夫です。

土や小枝、板、落ち葉などを入れてあげるといいです。

土を入れてやるのは産卵場所になるからです。

飼育容器の大きさにもよりますが、
小さな容器を別に用意して、土を入れて分けて置くと、
掃除がしやすくなるのでおすすめですよ。

タッパーウェアやビンの場合は、
湿らせたティッシュを敷いて、蓋をするだけで、
簡単にすぐに飼うことができます。

敷いてやるティッシュは、餌にもなります。

…が、適度にティッシュを交換してあげれば、
掃除にもなるので、一石二鳥です。

1日1回程度、蓋をあけ、
空気の入れ替えだけは忘れずに…

かたつむりは湿った場所を好むので、
こまめに霧吹きなどで水をかけてあげてくださいね。

※注意 香りの付いたティッシュは駄目ですよ!

・エサ
キャベツ、にんじん、かぼちゃ、さつまいも、キュウリなど
野菜なら大抵のものを食べますよ。

実のところ、キャベツよりもレタスの方が好きなようです?

卵のカラ(かたつむりの殻の栄養になります)

カタツムリは食べる餌によって、色んな色のウンチをするので、
夏休みの自由研究に試してみると面白いですよ?

・増やし方
土を入れた飼育ケースに、
同じくらいの大きさのかたつむりを数匹入れてあげます。

かたつむりは雌雄同体なので、オス・メスの区別ないので、
5~8月頃に湿り気のある土に穴を掘って入り、卵を産みます。

卵は20~30日程度で孵化します。

かたつむりの赤ちゃんは乾燥に弱いので、
適度に霧吹きをして、身体を湿らせてあげてください。

赤ちゃんかたつむりのえさは、
やわらかい葉の野菜で大丈夫です。

赤ちゃんかたつむりだけを飼育する場合は、
飼育ケースに土を入れる必要はありませんよ。

上手く赤ちゃんが生まれたら、成長を夏休みの自由研究として、
観察してもいいかもしれませんね?

・冬眠をさせる場合
飼育ケースに土と落ち葉を入れ、
凍らない場所(5度くらい)に置いておけば大丈夫です。

ちなみに…
カタツムリの寿命は、大型のものだと約3年、長くて5年程、
殻の薄い種類は約1年から1年半です。

※注意
普通のかたつむりも寄生虫の宿主になる可能性があるので、
手で触った後には、しっかりと手を洗ってください。


カタツムリの触角に寄生するロイコクロリディウム(レウコクロリディウム)

そうそう…
イラストなんかで、カタツムリと紫陽花が一緒に描かれていますが、
紫陽花は毒があるので食べませんからね。

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