大雨警報 基準と警報が発令されるタイミングは? 警報の種類は?
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大雨警報というのは、大雨により重大な災害の発生するおそれがある場合に気象庁から発令される警報。
大雨警報が出される基準の目安は
・1時間に20~40mm:大雨注意報
・1時間に40~60mm :大雨警報
※基準は地域によって異なります。
※地域基準についてはこちらを参考にしてください。
→ http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kijun/
大雨警報は大雨が降ってからでは手遅れになるので、台風など事前に予報ができる場合は6時間以上前から発令されます。
現在ではレーダーや気象庁以外の民間の雨量計も使用していて、緻密に雨雲の強さを解析できるようになり、強い雨雲が近づいてきたら発令されるようです。
…が、大雨警報が警戒の対象にしているのは、
この2種類なんですよ、知ってました?
特に大雨警報の場合は
「土砂災害」が対象となることが多いみたいです。
よく雨は降っていないのに、大雨警報が解除されないままなんて言うことありますよね?
これは、「土砂災害」が対象になっていて、各地域の気象台が”土壌雨量指数”というのをチェックして、土砂災害の危険性が低くなってきたと判断できるまでは、雨がやみ天候が回復しても、大雨警報が解除されない理由です。
ですから、大雨警報が解除されていない時には、土砂崩れの危険性のある崖や斜面などには、くれぐれも近づかないようにしてください!
まだまだ梅雨明けにはなりませんが、ここ最近はゲリラ豪雨が発生することが多いので、気象の変化は、ホントわからなくなってます…
残念ながら、ゲリラ豪雨には事前に警報がでないので、
自分で注意するしかありません。
ちなみに…気象に関係する「警報」の種類は、
大雨・洪水・暴風・波浪・高潮・大雪・暴風雪
…の7つが定められています。
【おまけ 各地域の気象台一覧】
大雨警報の基準は地域によって違うので、各地域の気象台を紹介しておきます。
※札幌管区気象台
函館海洋気象台・旭川地方気象台・室蘭地方気象台
釧路地方気象台・網走地方気象台・稚内地方気象台
※仙台管区気象台
青森地方気象台・盛岡地方気象台・秋田地方気象台
山形地方気象台・福島地方気象台
※東京管区気象台
水戸地方気象台・宇都宮地方気象台・前橋地方気象台・熊谷地方気象台
銚子地方気象台・横浜地方気象台・新潟地方気象台・富山地方気象台
金沢地方気象台・福井地方気象台・甲府地方気象台・長野地方気象台
岐阜地方気象台・静岡地方気象台・名古屋地方気象台・津地方気象台
※大阪管区気象台
舞鶴海洋気象台・神戸海洋気象台・彦根地方気象台・京都地方気象台
奈良地方気象台・和歌山地方気象台・鳥取地方気象台・松江地方気象台
岡山地方気象台・広島地方気象台・徳島地方気象台・高松地方気象台
松山地方気象台・高知地方気象台
※福岡管区気象台
長崎海洋気象台・下関地方気象台・佐賀地方気象台・熊本地方気象台
大分地方気象台・宮崎地方気象台・鹿児島地方気象台
※沖縄気象台
宮古島地方気象台・石垣島地方気象台・南大東島地方気象台
梅雨も後半になり、梅雨明け前後には大雨が降ったり、夏や秋の台風、秋の長雨などなど、これから大雨になることもしばしばあるかと思いますが、大雨警報が解除されても、危険な場所には近づかないよう心がけましょう。
ではでは…
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