熱中症対策 予防法 危険な水毒症とペットボトル症候群とは?

公開日:  最終更新日:2013/10/05

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5月になれば初夏(5月5日~6月5日)。

過ごしやすい季節ですが、真夏日のような暑い日もあったりして、
学校の体育の授業やクラブ、工事現場、建設現場、工場などでの
熱中症対策が必要になってきますよね。

そもそも熱中症というのは
熱失神・熱けいれん・熱疲労(熱ひはい)・熱射病などの症状の総称。

…で、この中でも一番 重く危険なのが”熱射病”です。

【熱失神】
暑さで血管が拡張して血圧が下がることで、
めまいや失神を起こします。

【熱けいれん】
汗を沢山かくことで血液中の塩分濃度が低くなるために、
筋肉が痙攣(けいれん)します。

【熱疲労】
大量に汗をかくことで脱水症状を起こし、倦怠感、めまい、頭痛、脱力感、吐気などを起こします。

【熱射病】
体内の熱が放出されないため体温が上昇し、めまい、頭痛、吐気などを起こし、意識障害になったり、症状が重くなると呼吸停止なども起こします。

暑熱環境がひどい場合には、運動や仕事を始めてから約30分程度でも
熱中症の症状が発症することもあるとか?

熱中症対策・予防法として、一番言われているのは”水分補給”

ご存じのとおり、人の体の約60~70%は水分だといわれてます。

この水分が発汗や排泄などによって身体から失われることで、
身体の不調が起こり、熱中症になります。

このような理由から水分補給が大切なんですね?

ちなみに…
体内の水分が2%なくなると、のどの渇きが強くなり、
ぼんやりするが多くなり、食欲減退などが起こってきます。

体内の水分が4~6%なくなると、疲労、吐気、感情が不安定な状態になったり、動きが鈍感になってきます。
手足が震えだしたり、頭痛、体温が上昇し、脈拍呼吸も早くなってきます。

皮膚が紅潮化するなど他の人からでもわかるようにもなります。

体内の水分が20%以上なくなると、危険な状態になり死亡することも。。

熱中症対策としては、水分補強は重要です。

…が、間違った水の飲み方をしてしまうと、
別の問題が発生することもあるので注意してください。

大人が1日に必要な水分は2000~2500ml。

これは健康や美容のためには常識のように言われてます。

…が、石原新菜先生によると、間違った飲み方をしてしまうと
“水毒症”を引き起こす可能性があるとか?

“水毒症”というのは、東洋医学によると、体内に水分がたまり、
排出されないことによって起こるとされるさまざまな症状のこと。

水毒症の症状は、冷え・めまい・頭痛・アトピー・鼻炎・ぜんそく・むくみ など等。

摂取しすぎた余分な水分が身体を冷やすだけでなく、
体内の血液の巡りが悪くし、むくみの症状を引き起こします。

また、新しい細胞を作ることができにくいため、
シミ・そばかず、肝斑(かんぱん)の原因にもなるようですよ。

熱中症対策に水分補給は重要ですが、
間違った水分補給は水毒症の危険もあります。

…ということで、
熱中症対策・予防に最適な「熱中症対策水」の作り方を紹介します。

基本は水100㏄に対して、塩を0.1g・0.2g加え、よく混ぜるだけ。

水の代わりに、麦茶やお茶、炭酸水などでもOK!

500mlのペットボトルなら、塩は5倍程度。

熱中症対策水を作るのが大変だから、手軽なスポーツドリンク、清涼飲料水などで水分を補給することも多いと思います。

…が、大量に飲み続けると、ペットボトル症候群といわれる、
急性の糖尿病になることもあるので、注意してください。

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