起立性調節障害 症状のチェック法! 治療と対策は? 大人の場合は?

公開日:  最終更新日:2013/10/05

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起立性調節障害になる子どもが増加しているみたいですね?

こんな症状があるなら起立性調節障害の可能性が高いようなので、
まず、お子さんをチェックしてみてください…

1.立ちくらみやめまい
2.起立時の気分不良や失神
3.入浴時や嫌なことで気分不良
4.動悸や息切れ
5.朝なかなか起きられず午前中調子が悪い
6.顔色が青白い
7.食欲不振
8.腹痛
9.倦怠感
10.頭痛
11.乗り物酔い

3つ以上当てはまる場合は、起立性調節障害と考えられます。

起立性調節障害は小学校高学年から中学生の子どもに多く、

「朝起きが悪く、午前中調子が悪い」という症状は、
小学生で45%以上、中学生では60%前後もいるとか???

「立ちくらみやめまいがする」という症状も
小学生で約25%、中学生で約45%…

とはいっても、起立性調節障害の症状は
大人になると治ることが多いようです。

…が、大人の場合も起立性調節障害の症状が完全になくなることは無いらしく、 20~40%程度の大人も残るみたいですよ。

その場合は出社拒否になる事もあるとか?

上記のチェック法で起立性調節障害という結果になった場合には、診察、基本的な血液検査、内分泌学的検査、検尿、胸部レントゲン検査(あるいは心臓超音波検査)、心電図などを医療機関で検査してください。

★医療機関で異常が認められなければ
→ 起立性調節障害の可能性が高い

★医療機関で異常が認められれば、
→ 起立性調節障害以外の病気の可能性があります。

【起立性調節障害 治療と対策】
・無理しない程度の体を動かす運動(散歩など)
運動によるストレス解消、自律神経の調節機能の回復

・早寝早起きなどの規則正しい生活
規則正しい生活をすることで、自律神経を整えます。

・気温の暑い場所は避ける
気温が高いと、血管が拡張し、血圧が低下するので注意が必要です。

・塩分の摂取
血圧が低いので塩分の摂取は有効ですが、
取り過ぎは高血圧になる可能性があるので注意が必要です。

治療薬としては、ミドドリン塩酸塩、メチル硫酸アメジニウム、プロプラノールなど自律神経に影響する薬が使われたり、血圧を上げる薬や、血管の緊張を高めるジヒドロエルゴタミンという薬も使われるようです。

…が、医師と相談して、適切な治療薬を処方してもらうことは大切です。

また、症状に応じて、漢方薬も使われることもあるようですね?

【漢方薬の種類】
柴胡加竜骨牡蛎湯・柴胡桂枝湯・小建中湯・真武湯・人参湯・半夏白朮天麻湯(脾虚)・補中益気湯・抑肝散・抑肝散加陳皮半夏・六君子湯・苓桂朮甘湯

子どもの起立性調節障害は判断が難しいので、
周りの大人が早く気づいてあげ、できるだけ早く適切な治療を
受けさせてあげることが大切です。

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